映画

BANFF Mountain Film Festival in Japan 2010 を見て来ました。
毎年11月にカナダで開催される世界最大のアウトドアフィルムの祭典で300本以上参加し上位50本ほどが世界中を周り日本では今年10本が各地で上映されてます、福岡は今回で3回目らしいです。

福岡天神岩田屋本館7階NTT夢天神ホールに13日1400からのプログラムAに約200名の人が集まっています。主催者は登山用品など扱うパタゴニア。さりげなくコマーシャルしていますね。
パタゴニア福岡の若いお兄さんが簡単な上映フィルムの紹介を(全部で5本)し始まりました。

1本目は日本人監督の大雪山での新雪を滑るたった3分の映像ですがぐいぐい引き込みます。掴みはOK?
2本目にアフリカでのカヤック激流ツアー。カヤックほぼ未開拓地の冒険とアフリカの現実をただ楽しむだけでなく紹介してる。
3本目がアメリカの若いクライマーが600mの絶壁をロープを使わず挑む考えるだけでクラクラするフリーソロ。数人で5日をかけ初登頂された50年前のルートを3時間弱で登りきってしまう技術力も凄いがその精神力に驚愕する。これは最早スポーツと呼べないでしょう!岩壁の途中でパニックになって立ちすくむも気を取り直し登頂成功する。素晴らしい精神コントロール。人間の限界を押し上げた。
4本目フリーライドの選手とカメラマンの作品。一見スキーが出来そうにない急斜面を迫力のカメラアングルで、しかし楽しい事ばかりではない、雪崩で命を落とす者もいる。でもやめない。
5本目、1時間以上のちょっとお尻の痛くなったカナダからの手紙、て古いですか?
ある作家の50年前に辿った大自然の川や湖、そこに暮らす人、狼、熊、鳥に憧れ若い親子3人が5000Kmの数ヶ月かけその作家に会いに行くドキュメントフィルム。カヤック激流下り、時にロープで上流に向かい、担ぎ。車を買いまた鉄道の移動も。最後は慣れないヨットの旅をし終にその人に出会った。50年前となんら本質は変わらない。日本にも探せばあるよねきっと。大切にしなきゃ。

アウトドアっていいよね!遊ぶ人達は生き生きしています。私も精一杯遊ぼう。